| 概要 |
一連の再生紙問題によって印刷用紙の環境配慮は大きく後退しました。再生紙はいいのか・悪いのか、バージンパルプの配慮はどうあるべきか、環境表示の責任・エコ偽装対策など、問題が噴出しました。こうした状況を踏まえ検討が進められてきたグリーン購入法基本方針、グリーン購入ネットワーク
ガイドライン、エコマーク認定基準が相次いで改定されました。どのような内容で、どういった方向性が示されたのか、第3回セミナーではこれからの印刷用紙の環境配慮・選び方について研究します。 またフリーペーパー・フリーマガジンの調査結果をレポートします。 |
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| 内容 |
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| 開催日時 | 平成21年6月23日(火) 13:30~16:30 |
| 会場 |
環境パートナーシップオフィス EPO会議室 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F 地下鉄表参道駅(徒歩5分)/JR渋谷駅(徒歩10分) |
| 参加費 (資料代) |
3,000円(1名様につき) |
| 講師 |
寺田 勝昭 氏 (P&Eマネジメント代表) 奥山 淳 (エコ印刷研究会事務局) |
| ご案内 (PDF版) |
セミナーの模様
グリーン購入ネットワーク「印刷・情報用紙」購入ガイドライン改定について
はじめに、本年5月に改定となった、グリーン購入ネットワーク「『印刷・情報用紙』購入ガイドライン」について、グリーン購入ネットワーク事務局 高岡由紀子様よりご説明いただきました。
ガイドライン改定の経緯、再生紙偽装問題、森林問題への対応などの論点、また近く変更予定の本ガイドラインに準拠した商品情報データベース「エコ商品ねっと」の概要や使い方などもご紹介いただきました。
ガイドラインの主な内容は、まず大前提として紙の無駄遣いをしないこと、そして原料への配慮として、古紙パルプを多く使い、バージンパルプを使用する場合は合法性、持続可能性の確認を行うこと、また白色度、塗工量、パルプの漂白方法などについても配慮を求めるものとなっています。詳しくは下記を参照ください。
エコマーク商品類型「印刷用紙」「情報用紙」Version3制定について
続いて、同じく本年5月に制定された、エコマーク商品類型「印刷用紙」「情報用紙」Version3について、財団法人日本環境協会 エコマーク事務局 漣 友行様よりご説明いただきました。
基準制定にあたっての論点はほぼグリーン購入ネットワークガイドラインの場合と同様ですが、エコマークは第三者認証型の環境ラベルであることから、認定にあたっては必要に応じて直接現地確認を行うことができるようにするなど審査体制を強化しています。
GPNガイドライン、エコマーク基準ともに、完全な回答とは言いきれないかもしれませんが、昨今の問題に対応し、持続的に改善を行い確実なものにしていく第一歩として大きな方向性を示したといえます。
持続可能性を目指したバージンパルプについて
最後に、各種基準・ガイドライン改定にあたっての大きな論点となった、バージンパルプの持続可能性について、財団法人地球・人間環境フォーラム フェアウッド担当 坂本有希様よりご説明いただきました。
森林減少・劣化の背景にある人口増、食料・資源需要増、土地需要増、そして紙需要の拡大、違法伐採の状況、森を守るだけでなく人を守る取り組みであること、 そうした中で需要者側のアクションが大きな影響を持つことをご紹介いただきました。
また、欧米での政府や企業の取り組み事例、どのように取り組みをすすめていけばいいのかといった考え方を示されました。
パネルディスカッション「印刷用紙の環境配慮を考える」
引き続き、講演いただいた3名に加え、P&Eマネジメント 寺田勝昭様、サステイナブル・デザイン研究所 西原 弘様にご参加いただきパネルディスカッションを行いました。
グリーン購入法のコピー用紙基準で取り入れられた、パルプの組成に加え、白色度、坪量を点数化した「総合評価値」方式の印刷用紙への適用の是非、どのような用紙を買い、どのように信頼性確保を行うべきかなどを検討しました。紙の環境配慮は様々なポイントがあり、シンプルな回答を出せるものではありませんが、エコ印刷研究会では今後とも印刷発注者の皆様ができるだけエコ印刷に参加いただけるような情報・ツール等を提供していくべく活動をおこなってまいります。ご協力をお願いいたします。





