[印刷実例研究] 通販カタログ

通販カタログの印刷仕様調査結果(概要版)です。 
日本通信販売協会のカタログ閲覧室で閲覧した14点、およびエコ印刷研究会で入手した7点の計21点の通販カタログを調査しました。以下、調査レポートより用紙・インキの4年間の比較部分を抜粋しました。

用紙

2009 通販カタログ 用紙用紙の環境配慮表示は、2007年の再生紙問題以降、状況が一変しましたが、2008年に比べ2009年調査では、環境表示を行っていないものが71%から66%となり、若干ですが回復傾向がみられました。

しかし、内容面では、2009年、通販カタログの調査では初めて森林認証紙が登場し、間伐材や廃材由来のパルプの使用をアピールするもの(当調査ではその他エコ紙に分類)も目立つなど、再生紙の信頼回復には至っていないことが伺えます。

インキ

2009 通販カタログ インキインキについては、2007年以降、環境表示が減る傾向にあり、今回の調査では約四分の三が表示なしという結果になりました。1点ではありますが、ノンVOCインキの採用もみられました。

その他

カーボンオフセットやグリーン電力証書の購入など、印刷物の地球温暖化対策に関する表示が2点ありました。カタログ通販には印刷物は欠かせないものであり、環境負荷低減の努力と合わせ、こうした代替措置(排出相殺)の取り組みは重要だと考えます。

(2009年10月28日)